編纂手記を残す趣旨について
目次
手記を残す理由
本書「WEBテスト解答集」は、年に数度の改訂を経て今日の形に至った。 改訂のたび、何を加え、何を退けたかを記録に残さねば、編纂会の内部にすら「なぜ今の構成になったのか」が伝わらなくなる。 編纂手記は、その内部記録を外向きに整え、頒布物を手にした方にも編纂の足跡を辿っていただくための控えである。
WEBテストの出題は、企業側の運営方針・委託先の交代・新形式の追加によって、毎年わずかずつ変化する。 変化の小ささゆえに見過ごされやすいが、過年度の受験記録を並べて読めば、確かに変化は積み上がっている。 その変化を、編纂会の言葉で残しておくことが、改訂版の信頼の源になる。
手記の三類型
編纂手記は、おおむね次の三類に分けて記す。
- 出題傾向の所感 ── 直近の改訂で何が増え、何が減ったかの定性的な記録。
- 編纂方針の覚書 ── 解答の精度・収録範囲・章立てに関する内部議論の要約。
- 読者からの照会への応答 ── 頻出する質問への一般化された回答。個別の照会には電子郵便で別途応じている。
このうち、本手記は第二類に属する。「なぜ手記を残すのか」という、編纂方針そのものに関わる覚書である。
読み方の手引き
手記は、頒布物本体の補助として読まれることを想定している。 本体の章立てを「正本」とし、手記は「正本の余白に書き込まれた朱筆」のような位置にある。
- 頒布物を購入されていない方も、編纂会の姿勢を知る目的で読まれてよい。
- 頒布物を購入された方は、改訂の差分を追う目的で時折覗かれることを勧める。
- 出題形式の名称(SPI・玉手箱・TG-WEB 等)でカテゴリ別に索引されているため、ご自身が受験予定の形式に絞って読まれるのもよい。
なお、手記の本文は擬古文を交えて書かれているが、これは編纂物としての一貫性を保つための意匠であり、頒布物本体の解答解説は現代日本語で記述されている。
改訂と手記の関係
頒布物の改訂は、おおむね次の流れで行われる。
- 編纂委員会が、過年度の受験記録の差分を抽出する。
- 差分から、収録形式の追加・削除・章立ての見直しを検討する。
- 改訂方針が固まった段階で、本手記の場で公開する。
- 改訂版の頒布開始時に、既購入者へ告知する。
手記は、この流れの第三段階で機能する控えである。 編纂会が何を変えようとしているか、なぜ変えるのかを、改訂前に外部へ示しておくことで、頒布物の改訂が「黙って差し替えられた」と受け取られることを防いでいる。
よくある質問
Q. 手記はどの程度の頻度で更新されますか?
おおむね月に一度から二度の頻度で更新する。 改訂の前後では更新頻度が上がり、改訂と無関係な時期は静かに過ぎることもある。
Q. 手記の内容は頒布物本体に含まれますか?
含まれない。 手記は本サイト上での無料公開を建前とし、頒布物本体は別個の編纂物として頒布する。 手記を読んだだけでは WEBテストの解答そのものは得られない構成になっている。
Q. 手記の Atom 配信はありますか?
ある。/feed.xml にて Atom 形式で配信している。
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