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WEBテスト研究室
WEBテスト対策公開

所要時間を形式ごとに並べる:公式に書かれている分数だけの一覧

この記事の内容は 2026-09-05 時点のものです。

確認できていない範囲:この記事の分数は、各提供元の公式サイトに2026年9月5日時点で掲載されていた標準的な構成に対するものです。実施する企業が科目を組み替えた場合や、受検方式を変えた場合の所要時間は、この一覧とは異なります。

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WEBテストの出題形式を整理し、実際に解いて確認した解答と解き方を1冊にまとめています。運営は個人です。

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併願先が増えると、受検予定を組む段階で「何分ぶんの時間を空ければよいか」が分からなくなる。形式名だけでは、45分で終わるのか2時間近くかかるのかが判断できないためである。この記事では、提供元が公式に掲げている所要時間だけを集めて並べる。受検者の体感時間や、対策サイトが独自に集計した数字は入れていない。

目次

  1. 一覧の作り方:何を「所要時間」と呼ぶか
  2. 60分を超える群
  3. 45分から60分程度の群
  4. 30分前後で終わる群
  5. 分数から読み取れること
  6. よくある質問
  7. 出典

一覧の作り方:何を「所要時間」と呼ぶか

所要時間には、少なくとも3つの意味がある。第一に、検査そのものに与えられている制限時間の合計。第二に、説明・入力・待機を含めた拘束時間。第三に、科目ごとの制限時間である。提供元が公式に掲げている数字がどれを指しているかは、商品によって異なる。

この記事では、提供元のページに書かれている数字をそのまま載せ、その数字が何を指すのか分かる場合には併記した。同じ「30分」でも、検査時間を指す場合と拘束時間を指す場合があるためである。この差は、受検予定を詰めて組むときに効いてくる。

60分を超える群

SPI3-U(大卒採用向け・性格検査と基礎能力検査):テストセンター・インハウスCBT・WEBテスティングのいずれも 65分 である。ペーパーテスティングは 110分 となっている。数字はリクルート マネジメント ソリューションズの料金ページにある。同じ商品でも、紙で実施する場合だけ倍近く長い。英語能力検査を含む SPI3-UE はテストセンターで 85分 である。

CAB:測定内容は「四則逆算・法則性・命令表・暗号・パーソナリティ(OPQ)」である。所要時間は 72〜95分 と掲げている。数字は日本エス・エイチ・エルのCAB商品ページにある。幅があるのは、実施方式や科目の組み合わせによって変わるためと読める。

GAB:所要時間は 80〜90分 と掲げている。数字は同社のGAB商品ページが示す。言語理解(論理)・計数理解(図表の読み取り)・英語・パーソナリティ(OPQ)を組み合わせた構成である。

45分から60分程度の群

IMAGES:所要時間は 60分 である。言語・計数・英語をそれぞれ約10分ずつ、これにパーソナリティを組み合わせた構成としている。数字は日本エス・エイチ・エルのIMAGES商品ページにある。実施形態は「紙」である。

玉手箱Ⅲ:測定内容は「言語・計数・英語・パーソナリティ(OPQ)」である。所要時間は総計 49分 で、言語・計数・英語をそれぞれ約10分としている。数字は同社の玉手箱Ⅲ商品ページが示す。実施形態は Web である。

この2つは、能力科目の構成が近いのに実施形態が違う。紙で実施する IMAGES が60分、Web で実施する玉手箱Ⅲが49分という差は、実施方式の差がそのまま所要時間の差に出た例として読める。

30分前後で終わる群

TG-WEB(テストセンター方式):ヒューマネージのテストの実施方法ページにある。テストセンター方式は全国 260ヶ所 の会場から選べるとし、拘束時間を 約30分 と記す。ここでの30分は検査時間ではなく拘束時間である点に注意が要る。

eF-1G:能力テストは大問19問・全114問で「最大30分」である。性格診断は全251問で「約20〜40分」としている。数字はイー・ファルコンの商品説明ページにある。能力側の30分に対して問題数が多く、1問あたりに使える時間が短い構成であることが数字から読み取れる。

玉手箱Ⅰ:測定内容は「パーソナリティに関する質問紙、行動・経験に関するアンケート」である。所要時間は「合計11分」(うちパーソナリティ測定は約8分)としている。数字は日本エス・エイチ・エルの玉手箱Ⅰ商品ページが示す。能力科目を含まないため、玉手箱Ⅲとは所要時間の桁が違う。

内田クレペリン検査:検査時間は約50分としている。筆記具・秒針のある時計に相当する計時道具・音声を再生する機器を、受検側で用意するよう求めている。記載は日本・精神技術研究所の検査の流れ・料金ページが示す。他の形式と違い、受検側で用意する道具が明示されている点が特徴である。

分数から読み取れること

並べてみると、所要時間の差は「科目数の差」ではなく「何を測ろうとしているかの差」に対応していることが分かる。パーソナリティだけを測る玉手箱Ⅰが11分、能力とパーソナリティを組み合わせた玉手箱Ⅲが49分である。職種を絞って4領域を測る CAB は72〜95分になる。

受検予定を組むときは、公式の分数に前後の余白を足して押さえるのが現実的である。テストセンター方式には移動と受付が加わり、自宅受検には通信環境の確認や本人確認の手順が加わる。TG-WEB のテストセンター方式が「拘束時間約30分」と書かれているのは、この前後を含めた表現であると読める。

形式ごとの科目と実施方法を並べて確認したい場合は、17形式の分類体系ツリーから該当形式の項目をたどるとよい。

よくある質問

Q. 公式に所要時間が書かれていない形式はどうすればよいか

公式に書かれていない場合、この記事では数字を置いていない。対策サイトなどに書かれている分数は、受検者の報告を集めたものであることが多い。集計方法が示されていない限り、公式の数字と同じ扱いはできない。受検予定を組む段階では、案内メールに書かれている企業側の指定を優先するのが確実である。

Q. 「65分」と書かれていれば、65分きっちりで終わるのか

料金ページの数字は検査に与えられた時間であり、ログインや受検環境の確認、説明の読み込みは含まれない。SPI3のペーパーテスティングが110分と長いのも、紙での配布・回収を含む実施の形態が反映されたものと読める。

Q. 科目ごとの制限時間と全体の制限時間は、どちらが厳しいか

構成による。玉手箱Ⅲのように科目ごとに約10分が割り当てられている場合、ある科目で余った時間を別の科目に回すことはできない。一方、全体で1つの制限時間しか与えられていない場合は、配分を自分で決めることになる。どちらの型かは、当日の画面表示で判断できることが多い。

Q. 同じ形式なのに、聞いていた所要時間と違った

実施する企業が科目を組み替えている可能性がある。CABの「72〜95分」やGABの「80〜90分」のように、提供元自身が幅を持たせて掲げている商品もある。幅がある表記を見たときは、企業側の案内に書かれた時間を優先する。

Q. 対策の時間配分は、この一覧から決めてよいか

所要時間の長短は、対策に必要な時間の長短とは別である。11分の検査でも、測っているのがパーソナリティであれば対策の考え方そのものが変わる。時間の一覧は受検予定を組むための材料であって、学習計画をそのまま導くものではない。

出典

いずれも2026年9月5日に閲覧して内容を確認した。

  • リクルート マネジメント ソリューションズ「料金」(SPI3-U・SPI3-UEの時間)
  • 日本エス・エイチ・エル「CAB」(測定内容と所要時間)
  • 同「GAB」(測定内容と所要時間)
  • 同「玉手箱Ⅲ」(測定内容と所要時間)
  • 同「玉手箱Ⅰ」(測定内容と所要時間)
  • 同「IMAGES」(測定内容と所要時間)
  • ヒューマネージ「テストの実施方法」(テストセンター方式の会場数と拘束時間)
  • イー・ファルコン「eF-1Gとは?」(問題数と所要時間)
  • 日本・精神技術研究所「内田クレペリン検査 検査の流れ/料金」(検査時間と用意するもの)

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