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WEBテスト研究室
WEBテスト対策公開

受検方式を形式ごとに並べる:会場・自宅・マークシートの対応

この記事の内容は 2026-09-05 時点のものです。

確認できていない範囲:実施方式のどれを採用するかは、検査を実施する企業側が選ぶものです。この記事は提供元が用意している選択肢を並べたものであり、特定の企業がどの方式を採るかを示すものではありません。

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WEBテストの出題形式を整理し、実際に解いて確認した解答と解き方を1冊にまとめています。運営は個人です。

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「玉手箱を受ける」と分かっても、当日どこで何をするかまでは決まらない。会場に出向くのか、自宅のパソコンで受けるのか、紙に書くのか。この三択を決めるのは形式ではない。提供元が用意した選択肢の中から、企業が選ぶ。ここでは提供元が公式に掲げる実施方式を形式ごとに並べる。そのうえで、受検者が事前に確定できる範囲を分ける。

目次

  1. 受検方式は形式の属性ではない
  2. SPI3:4つの実施方法と2種類の会場
  3. TG-WEB:4つの実施方法
  4. SCOA:3つの実施方式
  5. 日本SHLの商品:商品ごとに実施形態が固定されているもの
  6. 事前に確定できることと、できないこと
  7. よくある質問
  8. 出典

受検方式は形式の属性ではない

形式を調べるとき、多くの人はまず「どんな問題が出るか」を探す。しかし併願先が広い人ほど、先に効いてくるのは「どこで受けるか」の方である。実施方式が変わると、必要な準備が次の3つに分かれる。

  • 会場受検:移動時間と予約枠の確保
  • 自宅受検:通信環境と受検時間帯の確保
  • マークシート方式:企業の説明会と同じ日程への組み込み

予定の組み方は、ここで根本から変わる。受検方式は、形式に固定的には紐づかない。SPI3にもTG-WEBにも、実施方法が4つずつ並ぶ。名前が同じでも当日の姿が違うのは、この構造による。

なお当サイトには、受検方式を扱った記事が既にある。WEBテスティングとテストセンターの違いは、SPI3の2方式を1対1で比べた記事である。この記事は、提供元4社の実施方式を横断で並べる。

SPI3:4つの実施方法と2種類の会場

リクルート マネジメント ソリューションズの料金ページは、SPI3-U(大卒採用向け)の実施方法として次の4つを示す。

  • テストセンター:1名あたり5,500円
  • インハウスCBT:1名あたり4,000円
  • WEBテスティング:1名あたり4,000円
  • ペーパーテスティング:1名あたり5,000円

同ページの表に載るこれらの金額は、いずれも税抜である。さらに、テストセンターの内部が2つに分かれる。テストセンター情報のページは、テストセンターを、所定の会場で監督者の監督のもとに受検する方法として記す。そのうえで、会場を次の2種類に分ける。

リアル会場:全国主要都市に設置された会場へ来場し、対面の監督のもと受検する会場

オンライン会場:自宅などでパソコンを用意し、オンラインで監督者と接続し受検する会場

受検者から見ると、この2つは「移動が要るかどうか」が正反対になる。一方で、どちらも監督者がつくという点では同じ扱いである。自宅で受けるからといって、自由に受けられる方式とは限らない。

TG-WEB:4つの実施方法

ヒューマネージのテストの実施方法ページは、実施方法として次の4つを示す。

  1. オンラインAI監視型WEBテスト方式:自宅から事前予約不要で受検できる方式として掲げられている。
  2. WEB方式:同ページは「自宅や大学などのパソコン経由で受検する方法」と記す。
  3. テストセンター方式:同ページは「受検者がテストセンターに赴き、受検する方法」と記し、全国260ヶ所の会場から選べるとしている。
  4. マークシート方式:同ページは「貴社の会場で、マークシート方式で受検する方法」と記し、説明会と組み合わせた大人数への実施ができるとしている。

4番目の記述で分かるのは、マークシート方式の会場が提供元の会場ではなく企業の会場だという点である。会場に行く方式であっても、テストセンター方式とマークシート方式では行き先が違う。

SCOA:3つの実施方式

日本経営協会総合研究所のSCOA総合適性検査のページは、実施方式として次の3つを示す。

  • テストセンター方式(全国約350か所)
  • Web方式(パソコン・タブレット・スマートフォン対応)
  • マークシート方式(自社実施)

会場数だけを比べると、TG-WEBのテストセンターが260ヶ所、SCOAのテストセンターが約350か所である。会場の数は、居住地から近い会場を取れるかどうかに直結する。

日本SHLの商品:商品ごとに実施形態が固定されているもの

日本エス・エイチ・エルは、商品ページで実施形態を示す。玉手箱Ⅲの実施形態はWebである。IMAGESの実施形態は「紙」とされている。一方GABは、実施形態として「紙、Web、テストセンター方式」の3通りを示す。同じGABでも、実施形態が複数ある。

GABの商品ページで目を引くのは、英語(Gist)がテストセンター方式でのみ実施される科目として記されている点である。実施方式が変わると、出る科目まで変わる。「方式は受け方の違いにすぎない」とは言い切れない。

形式ごとの実施方法をまとめて確認するなら、17形式の分類体系ツリーの各形式の「実施方法」の項目を開く。そこから、その記述がある記事の該当節へ直接たどれる。

事前に確定できることと、できないこと

確定できること:その形式にどんな実施方式が用意されているか。提供元の公式サイトを見れば、選択肢の集合が分かる。会場数や対応デバイスも、公式に書かれている範囲で確認できる。

確定できないこと:応募先の企業がどれを選ぶか。これは企業側の判断であり、提供元の公式サイトからは分からない。案内メールが届くまでは、選択肢のどれもあり得ると考えておく方が取りこぼしが少ない。

したがって実務的な構えは、次の順になる。

  1. 形式名が分かった時点で、実施方式の選択肢を調べておく。
  2. 案内が届いたら、その中のどれかに当てはめる。

あらかじめ選択肢を持っていれば、案内を読んだ瞬間に当日の姿が決まる。

よくある質問

Q. 自宅受検の方が有利か

有利不利を提供元が示している資料は、閲覧した範囲では確認できなかった。実施方式によって拘束時間や必要な準備が変わる点までは分かる。SPI3のオンライン会場は、自宅で受けても監督者が接続される方式を指す。

Q. 実施方式を受検者が選べることはあるか

企業が複数の方式を用意していれば、選べることもある。ただし、これは企業側の運用による。提供元の公式サイトが示すのは、企業が選べる選択肢の一覧である。

Q. テストセンターの会場はどこも同じか

SPI3のテストセンターは、リアル会場とオンライン会場の2種類を指す。同じ「テストセンター受検」でも中身が違う。会場数も提供元ごとに異なり、TG-WEBが260ヶ所、SCOAが約350か所である。会場の場所と数は、予約の取りやすさに直接効く。

Q. マークシート方式はもう使われていないのか

使われている。SPI3のペーパーテスティングは料金表に載る。TG-WEBのマークシート方式も、実施方法の一つとして並ぶ。IMAGESに至っては、商品ページ上の実施形態が「紙」だけである。紙の方式は、選択肢から消えていない。

Q. 実施方式が変わると出題も変わるか

変わることがある。GABの商品ページは、英語(Gist)をテストセンター方式でのみ実施する科目として記す。方式が変われば科目構成も変わり得る。その前提で調べる方が、取りこぼしが少ない。

出典

いずれも2026年9月5日に閲覧して内容を確認した。

  • リクルート マネジメント ソリューションズ「料金」(実施方法)
  • リクルート マネジメント ソリューションズ「テストセンターとは」(会場の種類)
  • ヒューマネージ「テストの実施方法」(4つの実施方法)
  • 日本経営協会総合研究所「SCOA総合適性検査」(3つの実施方式・会場数)
  • 日本エス・エイチ・エル「GAB」(実施形態)
  • 日本エス・エイチ・エル「玉手箱Ⅲ」(実施形態)
  • 日本エス・エイチ・エル「IMAGES」(実施形態)

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