主要17形式を1冊に:買い切り4,500円・ダウンロード版

WEBテスト研究室
WEBテスト対策公開

同じGABに受け方が3つある:提供元の比較表をそのまま読む

この記事の内容は 2026-09-07 時点のものです。

確認できていない範囲:比較表の記号(◎・〇・△)は提供元が企業向けに示した相対評価であり、受検者の難易度を表すものではありません。実際にどの商品が使われるかは応募先が選びます。

この記事を書いた人

WEBテスト研究室

WEBテストの出題形式を整理し、実際に解いて確認した解答と解き方を1冊にまとめています。運営は個人です。

編集方針と訂正記録 →

「GABを受けてください」と案内が来ても、自宅で受けるのか会場へ行くのかは決まらない。提供元は日本エス・エイチ・エルである。2026年9月7日時点の公開ページでは、GABが3つの商品として並び、比較表まで載っている。読むのはその表そのものでよい。

目次

  1. 検査そのものの中身
  2. 3つの商品を並べた比較表
  3. AI監視付きの商品に何が付いているか
  4. 会場側の商品は何が違うか
  5. 受検者の側で変わること
  6. よくある質問
  7. 出典

検査そのものの中身

GABのページには、検査の仕様が載っている。書かれているのは次の4つ。

  • 測定項目:言語、計数、英語、パーソナリティ(OPQ)
  • 所要時間の合計:80〜90分
  • ノルム:大卒
  • 実施形態:紙、Web、テストセンター方式

科目の説明も具体的である。言語理解テストは、400字から800字程度の主張をもった文章を読ませるものとされている。計数理解テストが測るのは、図表を理解する能力と、四則演算や百分率計算を正確に速く行う能力である。英語には次の注記が付く。

英語(大意) ※テストセンター方式のみ

つまり同じGABでも、実施形態によって出る科目が変わる。Webテスト側にはWebGAB Plus Oneという別商品がある。任意の1科目を追加できる商品である。英語科目のある形式は英語が出る形式の整理に並ぶ。

3つの商品を並べた比較表

3商品の比較表はWebGAB Secureのページにある。同じ検査を実施する3つを並べたものである。掲載されている内容は次のとおり。

項目 WebGAB(通常版) WebGAB Secure C-GAB plus(テストセンター)
受検場所 自宅など 自宅など テストセンター会場(オンライン会場を含む)
利便性 ◎(予約不要・いつでも) ◎(予約不要・いつでも) △(事前予約・移動が必要)
不正抑止力 △(注意喚起・ベリファイテストの利用) 〇(テクノロジーによる監視・監督) ◎(対面での厳格な監視・監督)
実施コスト 低 中 高

受検者の側に効いてくるのは上の2行である。予約が要るのか。移動が要るのか。そこが商品ごとに異なる。自宅で受ける方式そのものの整理はWEBテスティング方式に向けた資料事情の整理に置いてある。

AI監視付きの商品に何が付いているか

WebGAB Secureについて、同ページはこう説明する。「長年の実績を誇るWebGABの測定精度をそのままに、最新のAIプロクタリング(監視機能)を搭載した不正対策型Webテスト」。搭載機能として挙がっているのは次の3つ。

  • 顔認証と顔認識
  • リアルタイムの行動監視
  • 不正検知時のテスト自動停止

同ページのFAQには、何を検知するのかがはっきり書かれている。

「替え玉受検」行為、複数人での受検行為、生成AIなどを使用したカンニングが疑われる挙動を、AIプロクタリング(監視機能)がリアルタイムで検知します。

不審な挙動はレポート化される。受検そのものを停止する機能も搭載されている、と続く。準備の点で効くのは別のFAQのほうだ。専用アプリのインストールは一切不要と明記されている。要るのはGoogle Chromeなどの一般的なWebブラウザと、Webカメラ付きPCの2つ。

もう一つ、WebGAB Secureは通常のWebGABとは別商品である。企業側は新たに契約が必要だと書かれている。同じ会社の同じ検査でも、監視の有無は契約の単位で分かれている。本人確認と監視の扱いを形式ごとに見た一覧は本人確認と監視が入る形式はどれかにある。

会場側の商品は何が違うか

3つ目のC-GAB plusは何か。テストセンター型の総合適性検査に、Web会場(オンライン監視付きWebテスト)の受験機能が加わったものと説明されている。会場を利用できない場合はどうなるか。自宅等で厳密な本人認証と、AIや人間の目による監視下での受験が可能になる、という書き方である。

比較表で不正抑止力が◎なのは、この対面での監視と監督を指す。ただし「テストセンター会場」の中にオンライン会場が含まれている(比較表の注記)。会場受検が必ず外出になるとは限らない。テストセンターの運営そのものは提供元ごとに別である。テストセンターは提供元ごとに別物も併せて見ておくとよい。

受検者の側で変わること

商品が変わっても検査の中身は同じなので、準備の中身は変わらない。変わるのは段取りのほうである。

  1. 予約が要るかどうか。 WebGAB系は予約不要・いつでも、C-GAB plusは事前予約と書かれている。
  2. 機材が要るかどうか。 WebGAB SecureはWebカメラ付きPCが前提になる。
  3. 英語が出るかどうか。 GABの英語(大意)はテストセンター方式のみと書かれている。
  4. 途中で止まりうるかどうか。 WebGAB Secureは不正検知時にテストを自動停止する機能を持つ。

形式ごとの実施形態と科目は17形式の分類体系ツリーに並べてある。図表の読み取りや論理の解き方といった科目ごとの手順は、解答集の該当章に置く。どの商品で受けても、中身は同じ科目である。

よくある質問

Q. 案内文からどの商品か分かりますか

判別できるとは公開ページに書かれていない。手がかりは段取りの側にある。予約画面の有無、会場の指定、Webカメラの事前案内といったところ。

Q. AI監視付きだと問題が難しくなりますか

そのような記述は無い。提供元は「WebGABの測定精度をそのままに」監視機能を加えたものと説明している。

Q. カメラの映像はどう扱われますか

同ページのFAQによると、映像は規約にしたがい暗号化通信等で保護される。用途は本人確認、AI不正検知、選考の3つに限られる。同意なく第三者へ提供することはない、という書き方が続く。

Q. C-GAB plusは必ず会場へ行きますか

いいえ。Web会場(オンライン監視付き)の受験機能が加わっていると説明されている。比較表の注記でも、テストセンター会場にオンライン会場が含まれるとされている。

Q. 3つのうちどれが多く使われていますか

採用状況の内訳は公開されていない。公開ページから読めるのは、3つが並存し企業側が選べるところまでである。

出典

閲覧日はいずれも2026年9月7日。内容もその日に確かめた。

  • 日本エス・エイチ・エル「WebGAB Secure」 (3商品の比較表・搭載機能3点・FAQの検知対象と専用アプリ不要・別商品である旨)
  • 同「GAB」 (測定項目・所要時間合計80〜90分・ノルム・実施形態・英語はテストセンター方式のみ・科目の説明)
  • 同「WebGAB Plus One」(任意の1科目を追加できる商品)
  • 同「Web会場付テストセンター式総合適性検査C-GAB plus のご案内」 (Web会場の追加・厳密な本人認証とAI・人間の目による監視)

あわせて読みたい

購入手続きへ進む(4,500円)